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憧れのガレット・デ・ロア

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ずっと憧れていたガレット・デ・ロアをはじめて焼きました。

勿論、フィユタージュのパイ生地も、中身のアーモンドプードルも
お菓子作りには欠かせませんので、別々には何度も作った事は
あるのですが、今まで気に入ったフェーブが、見つからなかった事と
飾りの王冠もなかなか近くでは売っていなかったからなのです。
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フランスの公現祭(エピファニー)1月6日を過ぎた頃・・・
なんと、大好きな満月アンティークさんで、今までに見たことのない様な、
素敵なフェーブを発見したのです。

1月6日から遅れること数日・・・満月さんから、美しい月のカレンダーと共に
フェーブが到着しました。

パイの皮は、ミゾリンさんから頂いたパイカッターで綺麗にくり貫き
(本当は、パイを焼く時に、焦げない為に使うものかどうか?
解らないのですが、丁度大きさが24cm。
パイの仕上がりにぴったりだったので、使わせていただきました。)
ミゾリンさん、ありがとう~~~。
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さくさくパイの中身は、たっぷりのアーモンドクリームです。
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やさしい黄金色が、朝日にきらきら輝きます。
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お気に入りのアンティークのお皿に盛り付けましょう。
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実は実は、初ガレット・デ・ロアは、惨敗・・・(泣)
表面の模様を入れる時、有次さんの包丁の切れ味が良すぎて
強く模様を入れたら、焼き上がりの中央が割れてしまいました。
(酷い言い訳・・・笑)
上面の生地は厚めに・・・
模様の切れ込みは浅めに・・・と、次回の教訓になりました。
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とは言え、お味は上々!
さくさくのパイとしっとりほのかな甘みのアーモンドクリームで、
幸せなお茶の時間となりました。

フェーブは、中に焼きこまず、飾りとして使わせていただきました。
元々は、そら豆を入れて焼いたそうなのですが、
最近は陶器の人形などを入れて焼くお菓子です。
切り分けた時にフェーブが当たった人がその日王様か
王女様になれると言うゲームとしても楽しめます。

しかし、誤って誤飲してしまうケースもあり、中に入れずに
飾り用に使う場合が増えている様です。

もう一つ、フランスのロワレ県にある、ピティヴィエのパイも
これに似ていますね。
こちらは、中央から放射状の模様をつけるのが特徴です。

どちらもパイ生地を冷やしながら、丁寧に作業を進め、
パイとアーモンドクリームの間に、隙間が入らないように
焼き上げるのがポイントです。

まだまだ修行は続きます。
by kiki-246 | 2010-01-15 09:23 | sweets cooking
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