カテゴリ:想い( 32 )

阪急電車

お友達が「とっても面白かった」と、言っていたので
有川 浩さんの「阪急電車」を読んだ。
(本当は少し前に夫も読みたい・・・と言っていたのだが、
その言葉は、すっかりと忘れていた。
いつも僕の話は無視して、他の人の話で気がつく・・・と
叱られる・・・笑)

小説は、今津線を舞台にした日常的な出逢いや別れ、
目を背けそうになる光景や、ほっこりする駅の風景まで
片道15分の折返しの電車の中で起こる胸きゅん物語りである。

軽い調子で書かれているが、実に人生の機微を感じさせる
爽やかな作品だった。

私の関西物語スタートも阪急電車だった。
学生時代の新宿から就職で移り住んだ、初めての駅は門戸厄神。
都会から、いきなり蛙がゲロゲロ鳴く様な帰り道。
神戸の仕事場からの帰りは遅く、「いつもこっちが泣きたくなるわ・・・」と
改札を出たものだった。

そして、28年の月日が流れ・・・今阪急六甲・・・
とある休日の早朝、夫と二人で梅田方面の普通電車に乗る。
ケバケバしい朝帰りと思われるギャルが、目の前に座る。
「香水の匂いが、きつすぎるから、席を替えようか?」と、
小声で夫に耳打ちする。
「そやな・・・むせそうや・・・」と夫も同意し、同じ車両のかなり離れた場所に座る。
そんなギャルの事はすっかり忘れ・・・夫と話していると
ギャルが静かに近づいてきた・・・
自分達を避けたかと、文句でも言いに来たのかな?と、少し怯む。
すると、「すいません・・・これ・・・忘れていませんか?」と
私が夫に預けていた一眼レフを持って来てくれたのだ。
カメラの事すら忘れていた・・・(うっかりで、大事なカメラを無くす所だった。)
「ありがとうございます!」
目を見開いて、ギャルにお礼を言う・・・
「ギャルも捨てたもんじゃないね。」と、夫と目で会話する。

小説に出ていたのは香水をぷんぷんさせた嫌なおばちゃん達だってけど
中身は、分からないものだわ・・・とあの時の事を思い出だした。

またある日の梅田からの独りの帰り道。
西北から、普通電車に乗り換えると、目の前に高校生くらいの外人少年が二人。
席は結構まばらに空いていたけれど、少年はデパートの広告を指差して
「どう読むの?」と、相方の少年に聞いていた。
すかざず、お節介そうなおばちゃんが立ち上がり・・・
「これは、大催事場・・・だい・さい・じ・じょう!」
デパートの6階とか、7階で催し物をする会場やで・・・」と
大声で説明する。
外人少年達は嬉しそうに、「おばちゃんすごいね!」とお礼を言う。
おばちゃんは再度立ち上がり、次から次へと漢字を教える。
周りはくすくす笑い出す。
「おばちゃん、なんでそんなに知ってるの?」と煽てると
「あんたらより、ちょっと物知ってるからや・・・」と言い・・・
「ほな、今日はこれで講義は終わり・・・また教えたるわ!」と
夙川駅で降りて行った・・・

何とも楽しいおばちゃんであった、引っ込み思案の日本人も
関西のおばちゃんなら、こうもやってくれるか!と、感動した出来事である。

実際の小説も、日頃ありそうな色んな場面が次々に出てきて
一気に読んでしまったが、今度阪急に乗る時は、また違った視点から
電車を楽しめそうである。
そして、マナーやモラル・・・も考えたいと自分も含めて振り返りたい作品でありました。
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by kiki-246 | 2010-09-30 10:33 | 想い

Une lune pleine de ce soir

今宵、漆黒の闇に浮かぶ満月に見惚れる。
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赤銅色の雲の切れ間に、見え隠れする・・・シャイな月。
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昨夜の名月は、小雨の中での天体ショー。
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自然の厳しさと、儚さを思わずにはいられない今年の気候条件。

次代に繋げる地球への思いは一人一人の胸に。
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by kiki-246 | 2010-09-23 20:23 | 想い

待宵月@2010

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明日は中秋の名月
でも、残念ながら雨でお月様は見られないかもしれませんね。

今夜は待宵月。
いにしえのの風情を感じながら、月を眺めましょう。
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ススキすら、なかなか手に入らない昨今。
秋の七草を唱えましょう。

はぎ、ききょう、なでしこ、くず、おばな(すすき)、おみなえし、ふじばかま。
春の七草はそらで言えるけれど、秋の七草はゆっくりと思い出さないと
なかなか全部言えません。
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今日もまるで真夏のような暑さ・・・
もう少しすれば、この暑さも懐かしい日が来るのかも。

秋の日は釣瓶落とし。
あっと言う間に季節は流れてゆくのです。
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by kiki-246 | 2010-09-21 19:32 | 想い

Rose ancient@神戸

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焼き菓子の秋を待ちわびています。

kikiの小さな工房からささやかなメッセージ・・・「 Rose ancient」 by kiki kitchen

昔していた私のお店は・・・
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by kiki-246 | 2010-09-13 16:13 | 想い

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産まれ行くもの・・・

枯れ行くもの・・・

自然の美しい循環。
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by kiki-246 | 2010-08-24 11:27 | 想い

誕生日

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教授51歳の誕生日。
(画像の39とは、一切関係はございません。)
娘の到着を待って、昨夜6時頃から、宴の開催。

最近お気に入りのデイリーワインLINE39 ナパバレーならぬ、LAKE COUNTYの
ソーヴィニョンブラン。

だあさまの好きな山信さんの鰻の蒲焼
水茄子の糠漬け。
鯛のお造り。
ふっくら焚いた高野豆腐。
具沢山のポテトサラダ・・・(全て画像無し・・・笑)
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「もう、始まっちゃってるの?」と、遅れて 娘到着。

抱えて来たお酒は、島根の雨田笥(日本酒)と、ドイツのリースリングSchloss koblenz。
フレッシュ感がありモーゼルらしい甘みと酸味を生かしたワインでした。
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教授 娘とハグハグ、暫しにこにこ・・・
お土産のお酒とおかきに、ご満悦。

フルーツケーキと、フローズンヨーグルトを食べる頃には、
既にソファーで、寝息をたてている主人公。
これからもずっとずっと元気で居て下さい。

楽しい夜はあっという間に過ぎてゆきました。
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by kiki-246 | 2010-07-31 09:27 | 想い

六甲の夕焼け

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今夜は実家から届いた沢山の野菜で、天ぷらを揚げた。

田舎で食べる方が断然美味しいけれど、茗荷も、茄子も、南瓜も
インゲンも、紫蘇の葉っぱも、本当に美味しかった。
父と母の優しさがじわっと沁みる。
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早くに晩御飯の片づけが終わり・・・
ふと山側を観ると、空が真っ赤に燃えていた。
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三階のベランダに出て、夕焼けを眺めた。
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東側は、まだ明るかったけど・・・
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西の空は、ほんわり思い出色・・・

田舎の香りが、ふと蘇った。
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by kiki-246 | 2010-07-21 20:02 | 想い

kiki cakeのオーダーストーリー@神戸

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昨日発送のニューヨークチーズケーキのご依頼は、
いつも私のブログを親子で楽しんで下さっていると言う、
大阪の奥様からの物でした。
どちらが先に私の記事を読んだかがその日の話題・・・?
なんて、嬉しいお言葉まで頂きました。

結婚されてお子様もいらっしゃる娘さんのお誕生日にサプライズで
ご注文下さったのです。
もう、一ヶ月も前から内緒にしているのが、とっても大変だったそうです。
「挙動不審になっていたので、老練な刑事さんならきっと見抜かれていたわ・・・」
なあんて、楽しいメールも頂きました。

さてさて、本日午前中到着の筈ですが、喜んで頂けましたでしょうか?
ケーキのご注文を下さる方の殆どは、あまりコメントなど書かれる方ではなく
(恥ずかしがりやさんなのでしょうか?)
それでも何回かリピートして下さる方も沢山いて、嬉しい限りです。

甘い物の男性ファンも数人いらして、奥様の誕生日にガトーショコラをご注文下さったり
結婚記念日に、ご依頼を受けたり・・・
はたまたバレンタインデーのお返しなど・・・

え~い、しいて言えば「春」だから・・・とか?
「月一の私の密かな楽しみなんです。」
などなど・・・

お客様のオーダーストーリーは様々。
こうして、メールのやり取りがあるので、その方を思い浮かべて
お作りするのです。
箱を開けた時の笑顔を想像して、「さあ・・・また頑張るぞー!」と、
なる訳です。

貴女の想い・・・ケーキにしてみませんか?
How to order?
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by kiki-246 | 2010-06-30 11:38 | 想い

愛犬

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我家の愛犬が今朝早くに亡くなりました。

震災の後に、東灘から灘に引越しし、戸建てに移った14年前、
当時小学生だった子供達の希望で、犬を飼う事にしたのです。
「子犬差し上げます・・・」のリビング新聞を片手に、北区の田舎まで子犬を貰いに
出掛けた夫でした。
素朴な夫は、「犬なんて買うもんちゃう!・・・可愛い相棒との出逢いや!」
と、血統書なんてお構いなし。
選んできたちびちゃんは雑種で、しかも頭にご飯粒を付けています。
「なぜこの子を選んだの?」の、問いに・・・
「一番人懐こそうで、可愛かったから・・・」
夫らしい選び方に、思わずぷっ・・・と、噴出しそうでした。

自然学校から帰って来た子供達は大喜び・・・
それからずっと雨の日も風の日も、姉弟交代で朝晩の散歩を欠かしませんでした。

娘が大学生になり京都で暮し始めてからは、殆ど息子の仕事になりました。
息子が大学生になってからは、朝は息子か、夫・・・
夕方は私が散歩当番となりました。

そして14年、四月に息子が独り立ちしてからは、朝も晩も夫と私の二人
わんちゃんを連れて、公園に出掛けました。
「お父さんも、お母さんも一緒だね!三人で行くんだね!」と
嬉しそうに尻尾をふっては振り返りました。

五月中旬、今まで元気だったわんちゃんは急に体調を崩しました。
思えば14歳・・・人間ならとうに70歳は越す年齢です。
治療の甲斐もなく、今朝静かに目を閉じました。

どんな血統書付きの犬より賢く、人の話が分かる犬でした。
最期まで弱音を履かない姿に、真の強さを感じました。
子供達二人に命の大切さを教えてくれて、そっと旅立ちました。
家の前を通る多くのファンの皆さんがお声をかけて下さいました。
皆に愛される可愛い可愛い子でした。

安らかに眠れます様に・・・と、祈ります。
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by kiki-246 | 2010-06-24 19:28 | 想い

おまねき

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だあさまがお泊りの夜は、古いお友達など呼んで・・・
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積もるおしゃべりを致しましょう・・・
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これも息子が巣立ったから、出来るのですね。
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引越し後の山盛りのゴミを処分して、何とか小奇麗に暮しましょう。(笑)
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おもてなしの準備をしてから、お友達を迎えに行きました。
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夕方の護国神社は、お花見の人でいっぱい!
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山麓線バス通りの桜並木は、六甲の駅まで続いております。
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ぶらぶら散歩しながら、友達と自宅までお花見を楽しみました。

今夜のおもてなしは、お豆腐ハンバーグ、蛸とルッコラのサラダ。
メインは熱々ラザニア
デザートはクリームチーズのラムオレンジ添えと
しっとりフルーツケーキ
ロンネフェルトのお紅茶。

お友達が持ってきてくれたイタリアの赤ワインとkikiが用意したイタリアの白ワイン。
ぐんぐん飲んで、最高に楽しい時間を過ごしました。
気取らなくて済む・・・そんなお友達が何よりです。

「ありがとう・・・また来てね!」と、見送りました。
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by kiki-246 | 2010-04-03 21:42 | 想い